ステレオカメラとIRステレオカメラによるヘビの運動量算出【1】
過去に挑戦した、ペットのヘビを監視するシステムを進化させることにした。
参考:ヘビの安否確認システム - <!--親の顔より見た光景-->
前回のシステムは、通常のUSBカメラを用いた撮影なので
夜間の行動を見ることができなかった(夜行性なのに。
そこで今回は、IRカメラを導入 & 複眼カメラにして1日の運動量を計測することにした。
今回は準備編。
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●背景
ペットのヘビを監視するシステムを構築し、1日あたりの運動量を測りたい。
●原理
通常のステレオカメラとIRステレオカメラを作成し、被写体の深度を測る。
昼間は通常のカメラ、夜間はIRカメラを使用する。
深度画像と物体検出アルゴリズムを用いることで、ヘビの運動量を計算することが可能なはず。
こんなイメージで観察したい。
●実験準備
ざっとコレだけ必要
●マイコン周り
モノ | 値段 | 参考リンク |
Rasberry pi 3 B+ | ¥5100 | Amazon |
SDカード 32GB | ¥1350 | Amazon |
ACアダプタ 3.0A | ¥1580 | Amazon |
通常カメラ(CSI インターフェース) | ¥1699 | Amazon |
赤外線カメラ(CSI インターフェース) | ¥2899 | Amazon |
Raspberry Pi用マルチカメラアダプタ(CSI 拡張基盤) | ¥6171 | スイッチサイエンス |
●機構周り(ホームセンターで全て購入)
モノ | 値段 | 参考リンク |
アームライト(電球別売り) | ¥2894 | Amazon |
充電式電動ドリルドライバー | ¥3218 | ビバホームオンラインショップ |
精密ドライバー | ¥321 | ホームセンター |
カメラプレート用木材 | ¥116 | ホームセンター |
マイコン土台用木材 | ¥354 | ホームセンター |
のこぎり | ¥1002 | ホームセンター |
紙やすり #240 | ¥84 | ホームセンター |
M3 スペーサ * 4 | ¥578 | ホームセンター |
M3 ねじ+ナット+ワッシャー | ¥159 | ホームセンター |
M2 ねじ+ナット+ワッシャー | ¥159 | ホームセンター |
定規 | ¥0 | どこでも |
電動ドリルが意外と安かったので、
カメラのプレートと、マイコン用の土台を木材で作ることにした。
あと、のこぎりがカッコいい
●ソフトウェア
モノ | 値段 | 参考リンク |
fusion 360(CAD ソフト)無償体験版 | ¥0 | ホームページ |
図4のような感じで設計し、IR ステレオカメラの完成イメージを掴む。
(手間はかかるが、カメラ位置微調整用のネジ穴数を増やしたほうが良いと気づけた。)
●合計
¥27684
(めっちゃかかった……)